SNSやブログも仕事も、“どんな世界を広げたいか”に尽きる
中村あやです。
今日は、一人ではよく出掛けていたお気に入りの珈琲屋さんに、初めて旦那さまと一緒に行きました。
自家焙煎のコーヒーが、とっても美味しいんです。
レアチーズケーキを頼んだら、素敵な器で出てきた♡
珈琲屋さんで、珈琲屋さんについての本を読む
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SNSやブログの発信の仕方と仕事は、当たり前だけど繋がっていて、自分はどんな世界を広げたいのか?、ということ。
だから、見せ方の前に重要なのが、そもそも“なにを見せるのか?”という根本。
しかもそのなにかは、自然の法則や原理原則に沿ったものでなければ、育たないわけで。
今は、充電中というか、根本を大きく書き換えているときなので、静かにしていることが多い。
静かと言っても、内面はすごい勢いで動いている感じ。
動かしているというよりも、内面が、動きたいように、動かせてあげる。
それを待つ。
眺める。
そういう感じ。
大きく書き換えるときって、言ったら、今までゼロから建ててきた、3階建の建物を土台から壊して、新しく5階建の建物を建てようとしているような感じだから、とてもエネルギーがいる。
そういうときは、外向きのエネルギーじゃなくて、内向きのエネルギー、それも相当なパワーを必要とする。
木が、大きく伸びるために、深く地中に根を伸ばすように。
それで、SNSやブログもお休みしたり、書きたい、って気持ちが湧き上がったときにしか、書かないでいる。
前はちょっと気になってけど、自分の気持ちを大切にしてたら、全然気にならなくなってきた。
そうしていくうちに気づいたのが、お恥ずかしながら、今まで“見せなきゃ”という気持ちでいたということ。
これ、かなりの部分を占めてたよなぁと、反省してる。
つまり、私は“今まで、なにを見せていたんだろうか”ということ。
それに気づいて、ちょっと愕然としてる。
だけど逆に言えば、“ほんとうに見せたいなにか”が、内側からほんのり立ち上ってきている、ということでもある。
だから愕然としつつも、新しい芽吹きを感じて、ちょっとほっとするような、新しいものへの期待でちょっとばかり胸が膨らむような。
もちろんね、今まで見せていたものの価値がゼロと思っているわけではない。
けれど、土台からすべて壊して、新しいものを創ろうとしているときというのは、必ず今までのことに疑問を感じたり、否定の気持ちを持つものなんだよね。
それがすべてを一度壊して、新しく創る、ってことだから。
そんな風に、ある意味、外へ向かうエネルギーをあえて捨て、静かにして過ごして、そしてほんとうにしたいことだけしていて、見えてきたもの。
見せ方にとらわれていたときには、見えてこなかった、ほんとうに見せたいこと、伝えたいこと。
それは私が魅せられたものでも、ある。
どこかで打ち捨ててきて、しまったんだなぁ。
今はそれを丁寧に、拾い上げている。
そしてそれを丁寧に、温めている。
ほんとうに見せたいこと、伝えたいこと。
それを眺めていると、大事にしたいことは、自然の法則や原理原則に沿ったものに、自然と近いものという感じがしている。
だから、育てるには時間がかかるし(当たり前)、きっと簡単ではない。
大切なのは、それは自分がほんとうに“育てたいもの”かどうか、ということじゃないだろうか。
コーチングでは、want toがとっても大事。
それは自分がほんとうにしたいことでなければ、人はやりきれないし、やらないし、そして力も出てこないからだ。
育てるのに時間がかかっても、大変なことがあっても(雨降らないとか、日照り続きとか、きっとあるわけで)、それでも、自分がそれを育てたいかどうか、というのが、want toなんじゃないだろうか、と思っている。
見せ方を考えるよりなにより、とっても大事なのが、そういう、自分はなにを見せたいのか?というもの。
大変なことがあっても、とにかくやり続けたい、簡単にやめること、放り出すことのできない、自分が育てたいものはなにか?
それを見出すことじゃないかと、思う。
そのためには、ゆっくりした時間も必要。
外向きのエネルギーは適度に抑えて、内向きのエネルギーを養う。
待つ。
自分の心の動きたいように動くさまを、眺めて、それを追う。
ほんとうの自分に目醒めることは、ほんとうの自分を生きることは、手っ取り早いことではない。
だけど生きるって、そういう手間を掛けるのが大切で、掛け甲斐のあるもの、それを見つけられることは、とっても幸せなことじゃないだろうか。
手間を掛ける価値のあるものが見出せて、それを育てていくプロセスが、人生の味わいそのものになるのじゃないかなぁ。
素敵な珈琲屋さんで、素敵な珈琲屋さんの本を読みながら、そんなことを。
食べ終わったあとの器も、素敵でした♡