“書く”こと
わたしが“書く”ことが好きで、
こだわりがあることは、
間違いない
書くことで救われてきた、
と感じる体験がいくつもあるし、
そのことで、
書くことはいいことをもたらしてくれる
という実感が生まれ、
今ではわたしにとって良い、
そしてすっかり当たり前の
習慣となっている
書くことでじぶんがわかる、
より深く繋がる、
という体験もするようになった
インナーパワー
ヒーラー&コーチの
中村 アヤです
最近、
“書く”ことが好きで特別だと、
あらためて気がづいたのは、
本棚に並ぶいくつかの本たちを
眺めていて、
書くことについての本が、
多いなぁと感じたからだ
買ったままで
ほとんど読んでいないものも
あるのだが、
だからこそ、
“書く”というテーマに
無意識に惹かれているんだな、と
それらの本を確認して、思う
そしてまた思う
“書く”ことについての本を
読もうとして
読んでいないくらいなら、
読むより、とにかく書くことだ
書くことについて読むことと、
実際書くこととは、
雲泥の差がある…!
そして書くことを
満たしていないから、
読まない書くことの本を
買ってしまうのだから
ここ最近、
加藤さんから
おすすめされたことに
取り組んでいるなかで、
わたしにとって
とくにいい変化を
もたらしてくれたのが、
“心を動かすこと”
だ
おすすめされた漫画、映画、
それから目についた小説、
良質な物語に触れているうちに、
感情が動き、
よく泣くようになった
抑えていた
奥底のハートがまた開いていく
そして豊かになったら、
ひとに優しくなったみたいだ
みたいだ、というのは、
ひとに言われて気がついたから笑
そしてわたしも、
心地よい
“なんのために”が大事だと
聴いている
このところ、
エネルギーが上がってきても、
そのエネルギーの向けどころに戸惑い、
内側で熱が淀むような
感じがすることがあった
この上がったエネルギーを
なんのために使うか?
それがないからだと
ほどなくして気づく
ヒーリングの師匠、
そみさんは言う
使命、やりたいことはなにか?
それらを見つけたり、
やれるようになってしまう
じぶんになるために、
一番必要なことは、
情熱を取り戻すこと
だと
そしてそれらが見つからない、
できないと感じるのならば、
ほとんどの場合の課題は
情熱の欠如にある、と
使命ややりたいことが見つからない、
というのは、
“なんのために”がわからない
ということでもあるだろう
そのためには、
情熱を感じられるようになること
ハートが感じられる状態を
取り戻すこと
グラウンディングをとおして
じぶんと繋がることと、
ヒーリングと、
物語に触れること
わたしはそれで、
ハートを取り戻してきた
心が動かされる物語に
触れるうち、
じぶんの内側から
ふいに浮かび上がってきたのは
“ひとの心を動かす文章を
書きたい”
だった
そして気づく
ひとの心が動かすようななにかを
差し出したい、
与えたいのだな、と
わたしがわたしの心の動きを
取り戻してきて、
幸せだったように、
それを
わたしを経由して、
届けたいのだ、と
書くことも、
コーチングも、
ヒーリングも、
ときどき歌うことも、
みんな、おなじ
心を動かす、お手伝い
そしてわたしもともに、
そのことの感動を、喜びを、幸せを、
感じたい!
共有したい!
わたしがどれだけ
“書ける”のかはわからない
“ひとの心を動かす文章を
書きたい”
そう浮かび上がってから、
そのことについて
このように書くまで、
少し時間が立っている
そして今これを書いていても、
いつもより時間がかかる
すらすらとは書けない
じぶんにとって、
特別で、大切すぎるからだなぁ
どれだけ書けるのだろうか
じぶんの中で、
書くことへの情熱を
抑えそうになったり、
書くことの技術や才能について、
ひとなみだよと、
セルフジャッジが頭をもたげては、
その声にのまれそうになる
それをトラッキング(内観)しながら、
ここに書いていく
じぶんにとって大事なことを
そのまま大事にあつかうことが
簡単であるひともいるが、
わたしはそれが怖い
そして嘘つかず、
取り繕わず、
怖いまま、書く
“心を動かす物語を”と
手に取った本を
さきほど読み終えた
四編収録されていて、
ふんわりしたトーンで始まるのだが、
各話が繋がり合っていくうちに、
引き込まれていって、
最終話だけ、
トーンがガラリと変わることに
違和感と興味を感じつつ、
一気に読み上げてしまった
そして、これって、
著者ご本人のこと?
それとも物語?
疑問が浮かびなからも、
読み終わり、最後、
それから解説を読み、号泣。
書くことって、なんだろう。
それがどれだけのものになるだろう
なんの役に立つのだろう
わからなくても、
ただ書き続けたひとがいるから、
わたしは今、
それを読み、心を動かし、
ハートを震わせることができる
この世で生きる意味が
あるとするならば、
わたしはわたしの命を、
エネルギーを、
どこに向けていきたいのだろう
書くことを、
言葉をとおして、
なにを届けたいのだろう
ううん、そうじゃない
書くことを、
言葉をとおして、
なにを届けらるのだろうか
そう、たぶん、
届けたいものは、
決まっているのだ
あとは書くだけだ。