うまくいかないこと【愛情があることと、関係を深める技術はまったく別のもの】
中村あやです。
知り合いのね、といっても、とってもお世話になってる方がジムをオープンするの!
で、文章打つのが得意(PCなどでブラインドタッチばっちり。会社員時代の経験もちょっとあって、簡単な資料作成なら)っていうレベルだったんだけど、規約作りを頼まれて…
こんな時間まで作ってました。笑
(ってワードプレスだと時間まで出ないかもしれない。設定次第なのだと思うけど!)
それでねー、書きたくなったことがあって書きます。
最近、新しい仕事(参考記事⇒実は…新しく仕事を始めました!【新しいことを始める時に重要なこと】)を始めたこともあって、なかなか時間が作れなくなってるのだけど、書く!
なんかとってもシンプルに、「うまくいかないこと」について書きたいなぁと思って。
おもにパートナーシップにおいて^^;
私は旦那さんと38歳で結婚。
33歳に重度の椎間板ヘルニアから、半分寝たきり。
健康なし、仕事なし、お金なし(借金あり)、パートナーなし。
そこから半年ほぼ引きこもり。
四年半は恋愛を封印した。
そこからこうして籍を入れて、今は二人の生活。
二人になって直に感じるようになって、そして今、強く感じていること。
それは…
“思うようにいかない…”
ということ。
すごくシンプルに言うとね、一人で考えたり、一人で振り返ったり、内省したり、それでこうしよう!って目標立てたり。
そしてそこに向かって行動したり。
それって、一人の時ってとっても簡単だった。
あ、もちろんむずかしいことだってたくさんあったけど、二人の時に比べたら、全然!
とってもスムーズ!
二人になったら、一人の時と勝手が違って思うようにいかない。
そのことを今、深く、感じています。
私たち二人は仲良しだけど、それは“愛情”があるから、じゃないんだよね。
どんなカップルだって、どんな二人だって、“愛情”なしに付き合ったり、結婚したりすることって、ないと思うの。
あ、打算っていうのもあるかもしれないけれど^^;
だけど、愛情ゼロでできるのかな?? 多少なりともあるんじゃないかと…
もし愛情ゼロって場合があるのなら、それは除くとしてね。
“愛情”があるから、仲良しなわけじゃない。
これって、これから結婚したい(籍にこだわらず、相手と二人で関係を深めることにコミットしたい)なら、ちゃんと知っておいた方がいいこと。
むしろ、愛情がどこに生まれるか?どこで増えるか?と言うのならば、関係を深める技術を実践する元に、と私は答える。
もちろんその技術を知ったり、学んだり、実践しよう!というモチベーションの元は、愛情かもしれないけれどね^^
関係を深める技術を知っても、なかなか実践できないところがある。
それが、特に今、私が“うまくいかないなぁ”と感じているところ。
それは、お互いに触れたり、開示したり、話し合ったり、向き合うことがむずかしい部分。
私たち夫婦は、特にここ、お金の傷。
それが大きくて。
いろいろトライしてきて、変化もしてきている。
明らかに話せることが増えたし、一緒に見つめられるようになってきている。
けれど、一人の時と勝手が違って、問題も大きくなるし、なかなか思ったようには変わっていけないなぁって…
そう、だって一人じゃなく、二人分のエネルギーでことが起きるから、うまくいけばもちろん倍以上なんだろうけど、うまくいかない時はそれも倍以上に…^^;
それに、自分一人で変わろうとするときよりも、エネルギーが必要な気がする。
それは自分も、相手も抱える傷であるから。
相手からの影響を振り切って進めるくらい、変化のエネルギーを、まず自分一人で作り出さなきゃいけないから。
相手に、変化するだけの影響を与えられるくらい、まず自分が変化していくこと。
ところがこれがむずかしいのが、パートナーのエネルギーの影響を、私自身がもろに受けるからだ。
もちろん、それは私だけではないんだよね。
身近な人の、それも大好きな人であればあるほど、影響をもろに受けるようにできてる。
そういうもの。
私たち夫婦は、似ているところもあるし、共鳴しているところもとても多い分、ネガティブ(傷の部分ね)なものもまた大きく共鳴して、ことを起こしちゃっているように思う。
どんな問題(と思われること)も、これを解消していくには、そのまま、ノンジャッジメントでその傷を受け止めていくこと。
そのプロセスが一番最初に来て、そして一番重要で、これに始まり、これに終わる、くらいのもの。
パートナーシップ間で、愛情を深めていくには、愛情がただあればいいということではなく、関係を深める技術を駆使していくこと。笑
なのだけど、関係を深める、というくらいだから、お互いの間で深められないことは、うまくいかないことになっていく。
さらにいえば、そこが愛情が冷えていくきっかけにもなる。
ネガティブなこと、抱えている傷は、なぜ傷なのかというと、自分で自分のその傷を、辛かったよね、痛かったよねって、ジャッジメントなしで受け止めることが、できていないからだ。
いけないもの、ダメなものとして見ているから、傷が傷のまま痛いものとして存在する。
そしてそのまま傷を抱えていることはとても辛いことになる。
だから“傷”そのものを見ないようにするのだ。
そうすると、たとえばお金に傷があったなら…
お金で多少うまくいかないことがあっても、イヤだなと感じることがあっても、多少どころかものすごく痛みを抱えていても…
スルーするのです。
それもとっても無意識に、巧妙に。
スルーしていることにすら気づかない状態になってる。
(これをスコトーマと言います)
自分の中に起きていることって、パートナーの中にも起きていること、その逆もまたしかり。
ということは、自分がスルーしていると、相手からスルーされたと感じるし、相手がスルーしていると、相手からスルーされたと感じるわけ。
だから愛情が冷えていくんだけどね。
さらに、さっき書いたように、スルーしている方は、そもそもスルーしている意識がない。
見ていないものがある、ってことがわからない、つまりスコトーマになっている状態。
ここをどうやって乗り越えるかというと…
傷や痛みを、ちゃんと認めること。
痛いのを、辛いのを、我慢できればできるほど、問題は大きくなるのです。
だから、痛かったらちゃんと痛い!って認めること。まず自分で。
その上で「それじゃ辛い」ってことをパートナーに伝えるのです。
主にこれは女性の役割と思ってね。
(こういうことを感じられるセンサーは女性にしか搭載されてない、と思ってもらえるくらいでちょうど良いです笑)
そんなこんなで、痛いのです…
11月の最終日、そして12月が始まる。
私たち夫婦にとって、実は大きな転換日。
それは…
旦那さまは10年開いていた、自分の接骨院を閉じました。
12月から新しい院でのチャレンジ。
どう変わっていくんだろう。
お互いの痛みが、傷が、昇華されていきますように…