本を読むということ、文章力・表現力との関係について

中村あやです^^

10月24日(月)に、映画『怒り』を観てきました。
映画『怒り』公式サイト

condesign / Pixabay

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その帰りに、本屋さんによって『怒り』の上下巻を購入。
すぐに読み始めました。

映画では、ものの10分もしないシーンを、何日か掛けて、ちょっとずつ読んで。

話は進まないのだけど、ただ描写が美しく、それに触れていることが楽しい。

日常過ごしていると、先に進むこと、結果が出ること、形になることを、ついよしとしてしまいがち。

だけど、何ということもないことを、ただ細かく感じ取り、味わうことの豊かさを、小説を読むと思いださせてくれる。

 

文章力をつけるには、たくさん本を読むこと。

シンプルにこれだけだと思う。

 

私は運が良く、小さい頃から父が本を買い与えてくれる環境にいた。

小学生の頃から、小学生向けの文庫本、小説?物語をよく読んできた。
よく読んでいたのは、講談社の青い鳥文庫。
「クレヨン王国」シリーズが特に記憶に残ってる。

 

本をたくさん読んでいた小学生の頃、授業で、たびたび何かにつけ感想文を書く機会があった。
読書感想文だったかもしれないし、遠足や、課外授業の感想だったかもしれない。

私は大抵、最初に配られる原稿用紙二枚では足らず、みんなが一枚書き終えるかどうかの時に、もう三枚目を先生にもらいに行っている子供だった。
結局それでも足りず、四枚目までもらっていたなぁ。

 

そのぐらい書くことがある子供だった。

でもそれはきっと、私の頭の中に、表現したいことだけではなく、表現するための言葉なり、表現なりが入っていたからなのだと思う。

 

独立起業について回るのが、文章で表現できること、文章で伝えられること。

もちろん、Instagramやyoutubeなど、写真や映像で伝える文化も伸びてきているけれど、結局のところ最初も最後も“言葉”ありきだ。

だから自分のサービスを伝えるために、文章力をつけること、その上で表現力をつけることが、起業には求められる。

 

ありがたいことに、私のブログや文章を読んだ人から「文章力がある!」と言ってもらえることが多くって。

なんでだろうな〜??と考えていたら、やっぱりここに行き当たる。

たくさん読んできたから

私の頭の中に、たくさんの文章が入っているのだと思う。

 

もちろん、手早く、文章力というものをスキルとして身に付けたい、ということも間違っていないと思う。
やり方も大事。

でも、私がたくさん本を読んできて、自然にたくさん書けることを思うと、本当にシンプルなことは、これだと思う。

書き方を習うより、たくさんの表現に触れること

 

自己啓発本とか、ノウハウ本ではなく、それも小説がいい。

たくさん読むには時間が必要だけど、自分の中に、血肉として取り入れられたものは、メッキのように剥がれることはない。

小説を、たくさん、楽しみながら読んだらいい。

 

こんな言葉がある。

You are what you eat.

あなたは食べたものでできている、という言葉。

 

これを本でたとえるなら、

You are what you read.

I am what I read.

さながら、人は読んだものでできているのかもしれない。

 

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