イライラ、嫌い、悲しい…ネガティブな感情を恐れていませんか?
台風去ったからかな、ものすごく暑いですね。
青森の気候が恋しいです。笑
中村あやです。
目次
◆ネガティブな感情を抑えると起きること
つい怒ってしまうこと、イライラしたり、誰かのことを嫌い!と感じる自分。
こうしたネガティブな感情が苦手っていう方がとっても多いです。
あなたはいかがですか??
実は、そういったネガティブな感情を抑えていると、感情のセンサー自体が働かなくなっていきます。
ネガティブな感情であっても、ポジティブな感情であっても、どちらも感情。
それをキャッチする感情のセンサーは一つなんですね。
だから、怒ってしまう、イライラしてしまう、嫌い!と感じる自分が出てこないようにしようとすると、結果的に、嬉しい、楽しい、喜びなどのポジティブな感情にも気づけなくなっていくんです。
◆ポジティブな感情が“本当に望んでいること”を教えてくれる
“本当に望んでいること”がわからない…
望んでいることはあるけれど、あっているかわからない…
本当に望んでいることは、楽しいとか、嬉しい、喜びの感情をもたらしてくれるもの。
本当に望んでいることがわからないというのは、ポジティブな感情がわからなくなっている、ということなんですね。
実はこのお悩みの原因、ネガティブな感情を感じたくないがために抑えているうちに、感情センサーが鈍って、ポジティブな感情にも気づけなくなってしまっているから、なんです。
ちなみに、ネガティブな感情を感じる自分が出てこないようにしていくと、それってどんどん無意識にしまわれます。
無意識にしまわれてしまうと、自覚ができなくなるので「ない」と感じるようになりますが、実は、自覚できないだけで「ある」ので、さらにわからなくなっていきます。
たいていの場合、抑えている自覚はありません。
「ない」と感じているので、フタが開いて出てこない限り、気づかないんですね。
ネガティブな感情も、ポジティブな感情も、同じ感情センサーでキャッチするので、ポジティブな感情を感じにくくなってしまっていることにも、無自覚です。
その時に、どういう悩みとして現れるかというと、それが本当に望んでいることがわからない、わかるけどあっているのか自信がない、となるわけですね。
ポジティブな感情が、本当に望んでいることを見つけ出してくれます。
本当に望んでいることを見つけたいなら、ポジティブな感情をキャッチできるように、ネガティブな感情を恐れず、感情センサーを働かせていくことなんです^^
◆ワクワク、ポジティブシンキングのハマりやすい罠
本当にやりたいこと、望んでいることをするためには、ワクワクしている気持ちが大事なんじゃないの??という方もいらっしゃるでしょう。
もちろん^^
だけどそれは、ワクワクすることだけを見て、ネガティブなものは無視しましょう、と言っているんじゃないんですね。
ポジティブシンキングを意識している方の中には、ネガティブな考えや感情が湧くと、それを引き寄せてしまう、と思って抑えてしまう方がいらっしゃいます。
でも感じるということは、すでに「ある」ということ。
それを抑えても「ない」ものには、なりません。
ずっと抑えていると無意識にしまわれていくので、自覚としては「ない」と感じるようになりますが、自分の中から消えて無くなったわけではありません。
だからネガティブな考えや感情は、自分に影響を与え続けます。
その状態で、いくらポジティブシンキングをしても、楽しいもの、喜びを感じるものは引き寄せられないんですね。
だから、ネガティブな考えや、感情を抑えることって、意味がないということです。
ポジティブシンキングの本質は、ワクワクした気持ち、嬉しいとか楽しいと感じる気持ちが、望んでいるものを見つけ出してくれ、引き寄せてくれるよ、ということ。
それを言っているだけなんですよね。
ネガティブなものは抑えましょう、とは言っていない。
表面的に整えようとすると、そうなってしまいがちですが。
ネガティブなことが湧いてこない状態に自然になるのなら、それはいいことです。
だけど、人間です。
ネガティブなことをまったく考えない、感じないなんて、ありえません。
それって機械ですよね??
私自身はあまり引き寄せの話は好きではありません。笑
望んでいるものだけを引き寄せよう、という意識が働きそうだから。
自分にとって、周りにあるものは全部必要です。
それがいい悪いに限らず。
すぐにそう思えることばかりではありませんが、私自身は、そうやって受け止めらる器を広げることの方が、もっと大事だと思うからです。
◆ネガティブな感情を受け入れるには「無条件の承認」
ポジティブシンキングの罠にハマってしまうのも、ネガティブな考えや感情を避けるからですね。
そうしていると、感情センサー自体が働かなくなり、“本当に望んでいること”を見つけてくれるポジティブな感情もわからなくなってしまいます。
だから、ネガティブな考えや感情を恐れず、受け止めていくことがとっても大事になるんです。
そうはいっても、ネガティブな感情を受け入れるのって、やっぱり怖いですよね。
そこで大事になるのが「無条件の承認」です。
ポジティブな考え、感情を感じている自分はOK。
ネガティブな考え、感情を感じている自分はダメ。
これ、条件つきの承認なんです。
私の考える承認は、すべて条件なし、無条件のもの。
だから、こっちはOKで、こっちはダメ、とジャッジメントしている時点で、そもそも承認できていない、ということになります。
でも、ほとんどの人は、無意識のうちに、条件によってOKするか、ダメ出しするかを瞬時のうちに判断しちゃっています。
このように、ネガティブな考えや感情をダメと判断するのって、どういう影響を自分にもたらすでしょうか??
ネガティブな考えや感情を持っている自分だって、自分の一部。
そんな自分を抑えたり、出さないように、見ないようにするということ自体が、自分をないがしろにしているということ。
それを無意識であれ続けていけば、自分で自分のことをどんどん貶めてしまいます。
自尊心がどんどん低くなってしまうんです。
自尊心が低くなってしまうとどうなるかというと、自分で自分を大切に扱っていないから、周りの人から大切に扱われない、という現実が作り出されます。
例えば恋愛なら、既婚者から好かれてしまうとか、お付き合いした相手が浮気をしたり、不倫したりと、大切にされない状態に。
何かのサービスを受けるにあたっても、失礼だと感じる扱いを受けてしまったり、それを訴えても、軽く扱われてしまったり。
またエネルギーを吸われてしまうとか、エンパス体質が気になる方の中には、このように自尊心が低くなってしまっていることも。
ネガティブな考えや感情であっても自分の一部。
それを否定するということは、“自分らしく生きる”ということから、どんどん離れて行ってしまいます。
するとモヤモヤした気持ちも生まれてきます。
自分を丸ごと生きるためにも、人生を丸ごと楽しむためにも、ネガティブな感情であってもなくても、ただただとにかく無条件に「そうなんだ、そう感じるんだね、そう考えるんだね」と、一旦受け止めてあげることが、とっても大切なんです。
人生、全方位、丸っと楽しんでいきましょう♡
ネガティブな考えや感情は「承認」して終わりではありません。
あるって認めたら、どんどん悪くなってしまいそう、という疑問をお持ちの方もいらっしゃいますよね^^
ちゃんとその続きもあります。
でも長くなってしまうので、また別の機会に書きますね^^
まとめ
ネガティブな考えや感情であっても、自分の一部。
それを否定すると、自分をおとしめてしまうことに気づこう。
どんな考えや感情も無条件に「承認」していこう^^