心の穴を埋める恋愛と、愛と豊かさが生み出され続けるパートナーシップの違い【恋愛・結婚・パートナーシップ】

中村あやです。

パートナーシップって、すごい愛と豊かさを与えてくれる、本当に素晴らしいもの。

だけど、心の穴を埋める恋愛と違う、大変さや痛みもある。

だから実践(そういうパートナーシップはまさに実践です)が必要だし、実践していくことで、愛と豊かさは生まれて行きます。

 

 

反対に、私も過去ずっとやってきた、心の穴を埋める恋愛って。

自分が抱えている寂しさや、自分で自分が受け入れられないイヤなところを、自分で見ることができない状態。

これは、穴の空いたバケツを抱えてるみたいなもので。

そのバケツを、相手から自分に何かを与えてもらうことで、満たそうとするのだけど、そもそも穴が空いているので最後まで埋まらない…

しかもそれを、お互いにしあうのが、心の穴を埋める恋愛
(まぁ埋まらないのだけど)

 

こうして書いてみると、とっても無意味なようなのに、何ではまっちゃうんだろう、し続けちゃうんだろう、って思いません??

 

でも続けることには、必ず利点があってね。

 

それは、

“自分がイヤだな、と思う、受け入れがたい自分を見ないで済むから”

 

そう、人は、自分が寂しさを抱えているとか、自分が受け入れられないものが、周りにバレてしまったら、この世界では生きていけない!!と思っている。

(そして私にもそういうものは決して皆無じゃない)

 

本当はそう言っているのは、自分で自分に向かってなのですけど…。
つまり、自分で自分のことをないがしろにしていることを、生きる世界に投影しているだけなんです。

しかし、この思い込み結構無意識でしっかり働いてくれていて、かなり強烈に自分に働きます。
(※ ここはちょっと専門的なお話も含みますが、詳細はまた別の機会に)

 

心の穴を埋め合う恋愛は、そんな自分を見なくて済むという意味で、楽なのです。

 

決して穴は埋まらなくても、なんとなく恋愛のハッピーさでしばらくは乗り切れちゃう。
乗り切れなくなったら相手を変えつつ、それを繰り返しちゃうのです。

残念ながら、恋愛のハッピーさを感じられる期間って、有限なのです^^;

 

 

それを超えて、愛と豊かさを生み出してくれるのが、もう一つのパートナーシップのあり方。

愛と豊かさを与えてくれるパートナーシップは、そんな自分と向き合うことから始まるから、しんどいし、大変なのです。

相手がどんな相手だろうと、自分と向き合うことには、変わりない。

そして実践というのは、それをし続ける、ってことなのです。

 

“自分と向き合い、受け入れ、こんな自分もどんな自分も、全部わたしなんだ。

よくやっていて、そしてこうしていつもがんばって生きてるんだ。

ありがとう。”

 

そんな思いが湧いてきたとき、同じように相手のことも同じ目で見つめることができる。

 

それが、パートナーシップの実践で生み出される、愛と豊かさ。

だから、まず自分を愛しましょう、なの。

だけど、自分を愛したら終わり、じゃなくて、その愛は、相手にもそのまま、与えられるものになる。

自分に与えられた分しか、人には与えられない。

 

だから、いくらパートナーシップを組んでいても、自分から始まり、自分から終わる。

どこまでいっても、パートナーは相手でしかなく、自分ではない。

 

だけど、だからこそ、その他人である誰かとの関係を通じて、自分と向き合い、新しい自分と出逢っていけること。

その機会をもらえることに、とてもつもない有り難さ(まさに、有ることが難し)を感じるのです。

 

そこに、愛と豊かさが、生まれるのです。

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