誰に嫌われるのが一番怖い?【嫌われる勇気】
中村あやです^^
『嫌われる勇気』はものすごく売れましたね!
そこから、嫌われる勇気をもってやろう!ということをおっしゃる方も増えました。
人に嫌われるかどうかじゃなくって、自分が好きなことをしよう。
自分が好きなことをしようとしたら、それを好きじゃない人だって誰か必ずいる。
こういう風に、私も自分の好き(というより、こだわりに近い?)や、自分の考えを発信していくことって、やっぱり怖くないわけじゃないんです。
なんどもそこに立ち返るのだけど。。
自分のね、“本当にこうしたい、これを伝えたいんだ”っていう、自分の本当の願いに気づけば気づくほど、それをやっていくのは比例して怖くなるんです。
なぜなら、その自分の本当の願いには、並々ならぬ想いがくっついているから。
そんな自分にとってものすごく大事なものを、そんな想いを、誰かに否定されるなんて、本当にイヤだし、傷つくことだよね。
これってパートナーシップでも同じ。
自分が大好きな相手ほど、その気持ちを表現して、拒否されたり、否定されたらどうしよう、って怖いわけです。
実は、(パートナーシップにおいてではないけれど)そんな気持ちになったことが、先月あって。
“自分が大事にしているものを否定された”と感じたんですよね。
ものすごいショックでした。
でもね、これ、鏡の法則(投影)の仕組みから読み解くとね…
“人から〜された”、と思うことって、“自分で自分に〜してる”ってことなんですよ!
つまり…
“私は、私が自分の大事にしているものを否定していた”ってこと。
自分の内側で起きていることが、鏡のように映し出され、外の現実で体験しただけ、ってこと。
だからね、誰かに何かされるってことなんて、本質的にはないんですよ。
そのときは受け入れられなくっても。
ということで…
私がしばらく経ってから気づいたのは。
あぁ、“私が大事にしているものを、どうせ役に立たないだろう、あまり意味のないことだ、重要でない”って、私が私に言ってたんだな!!ってこと。
そりゃ、傷つきますよね。
だって、自分はどこかで、“それはものすごく大切なもの。重要なことなの”って感じているのに否定するから。
誰に嫌われても、怖くないけど、一番身近な自分が自分で嫌っていたら、一番キツイ。
自分が大事なものを大事にしてあげたら、誰かから嫌われても、自分だけはまず、大事にしてあげられるじゃない。
でも、自分が大事なものを大事にしていなかったら、誰かからそれいいね!って言われても、疑うし、信じられないのです。
だから、誰に嫌われるのが一番堪えるかって…
自分に嫌われること
自分が大切にしていることを、まず自分がそうだよね、って言ってあげよう。
それは大切にしていることだけでじゃなく…
今、感じていることも。
今、やっていることも。
今、選んでいることも。
どんなことであれ、そこにはなにかの理由がある。
自分のことを、自分で嫌わない。
どんなことがあっても、まず自分が一番の応援者でいる。
それだけで人生は本当に開けて行くから。