人が大きく変化するときに、不可欠なもの
中村あやです。
あなたには、なんでも話せて、なんでも相談できる人っていますか?
あなたのことを否定せず、受け止めてくれて、信頼して寄り添ってくれるような人。
先日、クライアントさんとお話ししていて。
家族との関係がヘビーだったり、心の傷をいろいろ抱えていたりする方は、どうしたら癒されるのか?変わっていくのか?っていう話がちょっと出てきたことがあったんですね。
人が変わるときはこの二つのタイミングですよ、ってことはこちらに書きました。
〔参考記事〕⇒変わるスイッチが入る二つのタイミング
この二つのタイミングだけでははなく、人が癒されたり、変わっていくときに、必要不可欠なものがあります。
それは、こんな人の存在があること。
その人のことを、心から信頼し、寄り添ってくれる。
どんな感情も受け止め、否定しない。
その人の、本来の自分の可能性を、心から信じ、信頼し、導き、寄り添ってくれる。
人が癒されたり、変われたり、前に進んでいけるようになるためには。
誰かに、丸ごと受け入れられ、認めてくれるという体験が、一番最初は絶対に必要なのです。
もちろんね、自分で自分を受け入れ、愛し、認めていく。
自分を大事にしていくことを、自分でできるようになることが、重要。
でも、自分が体験したことのないことは、できないのです。
自分で自分を受け入れる、愛する、認める、大事にする。
そう接してもらって、初めてそれを身につける準備が整うのです。
だから、最初は、誰かに自分を大切にしてもらえる体験をきちんとすること。
例えばね、それは本当は親から受け取るものだったりするのだけど…
でも、8割以上の人がアダルトチルドレンって専門の先生が言っているように、実は親から受け取るのはむずかしいことだったりする。
コーチという存在は、そのためにいます。
もちろん、コーチ以外にもいるでしょう^^
それが人によっては、パートナーだったりすることも。
ただ、一方的にもらおうとしてしまうと、それは依存になってしまうので注意が必要。
コーチングは、きちんと期間と料金を定めることで、エネルギー交換のバランスが取れるようにしているのです。
(パートナーがそんな存在の場合は、愛というエネルギーで返してあげられるんですよね♡)
私のコーチングの師匠がね、コーチングは「自立のために必要な依存」のためのもの、と言っていたんですよね。
私がコーチングを受けたあと、しばらくしてからコーチという存在と、その期間を振り返ったときにね、こう感じたんです。
コーチとは、パートナーシップを結んでいたんだなぁって。
それは、親のようでもあり、パートナーのような存在だった、って。
親からは得られなかったけど、コーチから与えてもらった。
だから私は変われたんだ、と感じました。
人はね、心配されると、心配されるような人になっていく。
信頼されると、信頼されるような人になっていく。
だから、信頼し、寄り添ってくれる人がいるって、ものすごく大きなことなのです。
私はそういう存在として、クライアントさんに寄り添っています。
コーチが私にそう接してくれたように…
〔参考記事〕⇒私がコーチングのセッションの前にフォーカスする(祈っている)こと
これもその一つです^^