ワクワクする好きな仕事をしよう!の“好き”とは?

中村あやです。

昨日はコーチングのセッションでした。

そこで「ワクワクする好きな仕事」についてのお話が出てきました。

 

起業するなら、好きなことを仕事にしよう

ってよく聞くじゃないですか。
その“好き”について、いろんな解釈があるんですけど、私は二種類あると感じています。

この二つを混同していると、好きなことは仕事にならないとか、好きなことを仕事にしないと続かない、という二つの対立意見で迷っちゃうなぁと思うんです。

そもそも「好きなことは仕事にならない」の好きと、「好きなことを仕事にしないと続かない」の好きは、ちょっと別の側面があるんですよね。

 

ちなみに、起業をするなら、どんなサービスを展開したらいいのか?ということについては、三つが被っていることが重要です。

・好き
・得意
・役立てること

 

好きじゃないけど得意で、人に求められ役立てること。
これは疲弊します。

好きで得意だけど、人に求められるものじゃない、役立ってないものなら、お金になりません。
ニーズがないから。

好きで、誰かに求められ役立てることは、得意じゃない分、時間がかかるかも。。
やりたかったらやればいい!というのが私の考え方ですが^^

だって本当に好きだったら、自然に得意になっていきますからね〜〜

 

さて、“好き”には二種類あるというお話。

一つ目の好きは、自分一人で、個人的に楽しい、好き、というレベルの好き。
自己満足のレベルということでしょうか。
それがいい悪いではなく、起業としては成り立たないよ、ってこと。

先ほどの、“好き、得意、役立てる”のうち、役立てるが欠けてるってことですね。

この場合の“好き”は「好きなことは仕事にならない」と言われちゃうもの。

 

二つ目の好きは、もしかしたら好きという言葉で捉えていないものかもしれません。

それは、つい興味を惹かれてしまって止まないもの。
そのことについてなら、いくらでも考えられる、語れる、っていうもの。

この場合の“好き”は「ワクワクする好きな仕事をしよう!」の“好き”であり、「好きなことを仕事にしないと続かない」の“好き”でもあると思います^^

 

ちなみに私の場合、興味を惹かれてやまないものの一つは、“深い感情、ネガティブな感情をきちんと見て、受け止める”ということ。

私の人生を充実させていくにおいて、避けて通れなかった道ということもあります。

私自身、小学生5年生のとき、明確な意志を持って、感情を抑圧し、感情に苦しんできました。

そもそも感受性が豊かで、いろいろなことを敏感に感じ取る体質。

感情をどう扱うか?について、人生の中で考えてこなかった時期がないほど。笑

今も、映画と小説と「怒り」を観たり、読んだりして、考えているのも同じことですね。
〔参考記事〕ネガティブな作品・感情に人が惹きつけられる理由とは【映画・小説『怒り』に触れて

 

これらの経験、好きが、セッションではとても活きています。

 

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昨日のクライアントさんは、最初にセッションにいらっしゃったとき、「好き」がわからない、とおっしゃっていたんですね。
仕事において、得意、役立てることをやってきた、と。

生活環境が変わる予定をお持ちで、仕事の方向性を検討したいタイミングでいらっしゃいました。

 

その方はセッションが進んできて、本当になりたいご自身の姿に気づかれ、そちらに向かってどんどん進んでいるので、どんどん雰囲気が明るく柔らかくなってきています。

仕事について、語っているとき、目がキラキラしてとっても楽しそう♡

 

それで私がお伝えしたんですよね、「(今の)お仕事、好きですよね?」って^^

そうしたら、好きとはいっても、ワクワクすると聞かれたらよくわからないし、正直わずらわしいこともあるって。笑

そう、私も今の仕事が好きかといったら、好きですけど、大変なこともいっぱいあるし、成長も求められるし、ただ好きだけじゃやってられないなって思うんです。

何なら、やっぱり毎月決まったお給料がもらえる仕事とは、まったく別ものですし。笑

 

けれどそれらの面倒とか、手間を超えて起こるもの、自分の魂というような、“本来の自分”が喜ぶこと、充実感、豊かさがあるのは、やっぱり今の仕事なんです。

 

好きにも、“今の自分”がただ好き、っていうレベルのものと、“本来の自分”が喜ぶレベルの好きと、やっぱり違うんですよね。

その好きの違いについてお伝えしたら、クライアントさんはすごく納得されていました^^

 

実は、そのクライアントさんはお仕事を変えたわけではないんですけれど、最初にご相談にいらっしゃった時より、仕事のお話をとても楽しそうに語られるようになったなぁと感じているんです。

同じ仕事をされていて、何も変えていないんです。

けれどセッションを通じて、その方が本当はどうなりたいのか?どういう自分になっていきたいのか?が見えてきて、どんどんそちらに向けて変わっていっているんですね。

 

つまり、変えたのは、仕事ではなく、その方自身のあり方。

そこを観て、変えていくことで、仕事への気持ちや想いも一緒に変化していっているんですね。

 

やっぱり、仕事でも、パートナーシップでも、すべては同じですけど、

何をするか、ではなく、どういう自分で(あり方)、どう取り組むか?

だなぁと改めて思いました♡

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